ACL:ガンバ大阪対天津泰達

雨の万博でしびれるゲーム。過去のナビスコ浦和戦やロスタイムにリーグ優勝への道を繋いだ京都戦、これらに並ぶようなゲームやった。

内容はかなり良いものの、なかなか得点が入らへんジリジリとした展開。1本のFKが全てを解決したな。それにしてもあのコースを狙うとは、ホンマにしびれましたわ。てっきり左側を狙うと思ったんやけど、ヤットはあのファーサイドに狙う方が確率ええよなあ。

さて、もうちょっと内容の方を。良かったのは切り替えが早かったことと、佐々木が入って二川とポジションチェンジを繰り返しながら攻撃できたこと。もちろん、明神の強烈なDFは見逃されへん。前半10分で2点くらい取れてもおかしくなかったもんな。天津も基本的には引いてブロックしてるんやけど、二川と佐々木を捕まえきれへんもんやから、わりと自由にできた。時間が経つにつれ、修正はしてきたんやけど、後半になって宇佐美が入ってやっぱり捕まえきれんかったもんな。

あと天津にとって誤算やったんは、オルギンのキープでファウルを貰うという作戦が全くできんかった事やろうなあ。アウェイではとにかくオルギンがキープしたところにガンバの選手が当たりにいくとファウルになってたもんな。これでガンバの攻撃が際限なく続くような感じになった。

ターニングポイントは3バックへの切り替えのようにも思えるし、実際それで効果はあったんやけど、やっぱり試合通して攻守の切り替えを早くする、ボールを狩ったら前へという姿勢を貫いたんが良かったと思う。

しっかし、みんな書いてるけど、万博のピッチは凄いな。ホンマあの雨で全く水が浮かへんとは信じがたい。スタは最低レベルやけど、ピッチに関しては最高やで。このピッチがあってこそのガンバのサッカーやもんな。

これで次はなんとダービー。当たり前やけど、完膚無きまでに叩きのめす。勝つ以外に価値はない。そんなゲームがACLという舞台でできるのが楽しみやね。