ACL:ガンバ大阪対済州ユナイテッド

うん、いろんな意味で苦しいゲームやったけど、これをものにできたのは過去の積み重ねかな。

負ければ即グループリーグ敗退ということもあり得るゲームで、しかも内容的には全然ダメダメやったのにも関わらず、2点差をつけて勝てたのは大きいな。こういうシチュエーションで、あわてずにじっくりとできたのはやっぱり経験のたまものやろう。

それにしても内容はボロボロ。とにかくサイドがなあ。下平・スンヨンの両サイドはホラーレベルになってた。特にスンヨンはやっぱりサイドの選手やないよなあ。アウェイの時もそうやったけど、あの時ほど済州が出てこなかったので、助かっただけのようなもの。加地が入ると安定感がめっちゃ出たところからも、この2人のサイドというのはちょっと怖い。

ただ、山口と中澤のコンビは非常に良かった。特に山口は去年の不調が嘘のようにええ感じになってた。サイドの怖さをこのコンビのラインコントロールで補ってた感じかな。

攻撃の方も正直ボールポゼッションもの足りんし、二川・宇佐美といったボールコントロールのうまい選手が珍しくトラップミスしたりでピリッとせんかった。アドリアーノの個人技で点は取れたものの、ホンマ言うともっと押し込んで取りたかったな。ただ、交代出場した佐々木はめっちゃ良くて、好調をキープしているのがええわな。もちろん、3点目を決めた武井もそう。こういうゲームでは交代選手の役割が重要なだけに、ええ仕事をしたよなあ。

これでグループリーグ2位。メルボルンが勝ったおかげで大混戦になった。次のアウェイゲームはメルボルンやけど、万博でやったチームと全く別物と考えてやらんとあかんやろう。とにかく連勝すれば1位突破になるんで、あと2試合何が何でも勝利を取りたいな。