DVDの原理

わしが知っとるDVD記録の原理は次のようなものや。


レーザ光のスポットをディスクの合金膜に照射→合金膜が部分的に溶ける→急冷すると合金はアモルファス状態になる→結晶とアモルファスとでは光の反射率が違うんで、それを利用すれば0,1のデジタル情報となる。

今日、家に帰ってから新聞を見てたら、なんとこの原理は間違いやったと出てた。光の反射率は変わるんやけど、それはアモルファス状態になるからやなくて、特定の原子がわずかに動くからっちゅうのんを産総研が見つけて発表したと。

こりゃホンマやとしたらビックリや。ちゅうか、わしらは何を考えて仕事してきたんやろうか。まあ、最終の現象としては変わらへんのかもしれんけどな。現在、ディスク書き込みの高速化は主としてレーザ出力をあげることで対応してきたんやけど、別のもっと簡単な手段があるかもしれへんねえ。

珍しく知的興奮を味わった瞬間でしたわ。