W杯予選:CAF

いやあ、今節は波乱が多くてビックリしましたわ。常連と新興国の差があらへんのがアフリカ、やっぱりどんどん強くなっていっとるねえ。このままではアジアは取り残される可能性高いなあ。さて、各組の結果を。

1組は大本命と見られてたセネガルが苦戦してたんやけど、とうとう大ピンチに。首位トーゴとのホームでの対戦で、引き分けてしまい3位に転落。トーゴとの勝ち点差は2。トーゴの残り試合は次がホームで最下位のリベリアでこれは勝つやろう、最終節がアウェイでのコンゴ共和国で、これに引き分けられたらセネガルは例え残りを連勝しても届かへん(セネガルトーゴの直接対決の結果)。とすると、現在2位で勝ち点差1のザンビアの方が可能性あるよなあ。

2組も大本命の南アフリカがホームでガーナに敗れる大波乱。しかも2位だったコンゴ民主共和国も負けてしまい、これで勝ち点は15でガーナと南アフリカが並び、それを勝ち点差3でコンゴ民主共和国が追う展開となった。ガーナと南アフリカとの直接対決はガーナの2戦2勝。あと2試合でガーナより勝ち点を取らなければ南アフリカがアウトになる。ガーナの初出場が現時点ではかなり可能性が高いなあ。どちらにせよ、これも最終節までもつれそうやねえ。

3組は注目のコートジボワール対エジプトがあり、ホームのコートジボワールが勝利。これでエジプトは完全に脱落。コートジボワールは次節、リビアに勝ったカメルーンとホームで戦う。勝てば出場権獲得、負ければカメルーンが最終節でエジプトに勝ち点を落とすを待つのみとなる。

4組でも、本命ナイジェリアがホームでアンゴラに引き分けてしまい、直接対決の成績が良いアンゴラが首位キープ。しかもこの組は数字的に3位のジンバブエはもちろん、4位のガボンまでチャンスがあるような展開。まあ無いとは思うけど、4チームが並ぶ可能性もある。その時はちょっとややこしいなあ。

5組はチュニジアギニアに勝って2位に浮上、首位モロッコへの挑戦権を獲得したようなもの。ただ、チュニジアはモロッコより1試合少ないので、8月のチュニジアケニアの結果如何ではチュニジアが首位になる。そうすると、最終節のチュニジア対モロッコチュニジアが引き分けで良くなるのでかなり有利やねえ。