W杯予選:CAF

各組ともかなり大詰めに来て、これでだいたい見えてきたな。ただ、まだ出場決定国はなし。それでは各組の状況な。

1組は逃げるトーゴリベリアに勝ち、3位のセネガルが2位のザンビアとのアウェイゲームに勝って望みを繋いだ。ザンビアはこれでアウト。最終節でトーゴは引き分けでも出場権獲得。対戦相手はコンゴ共和国でアウェイゲームになる。

2組はガーナが限りなく出場権に近づいた。本命の南アフリカブルキナファソに敗れ、勝ち点15のまま。ガーナは勝って勝ち点18。それにコンゴ民主共和国も勝ち点15。最終節でガーナが負けた場合、南アフリカコンゴ民主共和国の勝者は勝ち点18で並ぶ。しかし、南アフリカが勝った場合はガーナとの直接対決がガーナの2勝なのでガーナが出場権。つまり南アフリカはアウトということ。南アフリカはドイツの次のワールドカップに決まってたんで、是非出場したかったはずやねんけど、あかんかったな。

次にコンゴ民主共和国が勝った場合はガーナとの直接対決が2分けなので、得失点差の争い。現在の得失点差がガーナ+9でコンゴ民主共和国が+4。やっぱりガーナが有利。実は最初勘違いしていて、両者の直接対決がガーナのホームで0-0、コンゴ民主共和国のホームで1-1やったんで、アウェイゴール2倍ルールでガーナ決定と思いこんでた。レギュレーションをよう見てみると、アウェイゴール2倍ルールは適用されへんとのこと。よって最終節まで一応持ち越しやね。

3組は注目のコートジボワールカメルーンの直接対決があった。コートジボワールは勝てば決定、引き分けでも有利な状況やったんやけど、ウェボのハットトリックカメルーンが勝利。これでカメルーンは最終節で勝てば出場権獲得。ただ、引き分けたりすると、勝ち点差が1なだけに、非常に危険。その最終節はカメルーンがホームで難敵エジプトと、コートジボワールがアウェイで5位のスーダンと対決。ひょっとすると・・・。

4組はアンゴラとナイジェリアが勝ち点18で並び、ジンバブエが勝ち点15で追う展開。最終節はアンゴラがアウェイで最下位ルワンダと、ナイジェリアとジンバブエはナイジェリアホームの直接対決となる。

一番有利なのはナイジェリアとの直接対決で1勝1分としているアンゴラ。勝てば出場決定。引き分けでもナイジェリアが勝てなければ出場決定。ナイジェリアはとにかくアンゴラが勝ち点を落としてくれないと目がない。アンゴラが負けた場合は引き分けでも良いが、アンゴラが引き分けたら勝つしかない。

ジンバブエはとにかくナイジェリアに勝たないとどうしようもない。もし、アンゴラが負けた場合には直接対決の結果より(1勝1敗だが、得失点差でジンバブエ有利)ジンバブエが出場権獲得となる。ちょっとややこしいなあ。

5組はチュニジアとモロッコにすでに絞られてたんやけど、両者とも勝利。最終節のチュニジアホームでの直接対決が全て。現在チュニジアが勝ち点差1リード。少し有利かな。