J1:ガンバ大阪対鹿島アントラーズ

苦しんだけど、タフに勝ち点3をゲット。この勝ちは貴重やな。

今日は4時前に万博に到着。去年の鹿島戦ほど並んでへんかったのは、まだリーグも序盤やからやろうか。特に鹿サポの姿が明らかに少なかった。開門まで並んどるときは天気良かったんやけど、中に入ったら曇ってきて、しかも風がめっちゃ強い。その上黄砂まで舞い込んできて、全体的に霧がかかったような状態やった。

たぶん、風のためやと思うんやけど、鹿島がコイントスに勝って、通常とは逆のサイドを選んだ。風を利して前半は攻めようと思ったんかな。でも試合は全体的にはガンバのペース。特に最初は攻めまくって、右の加地、左の家長と突破にかかる。でも鹿島は流石に強い。肝心なゴール前ではフリーにさせてくれん。ガンバのシュートもふかすことが多くて枠にもなかなか行かん状態。

そのうち、鹿島がペースと掴みだしてくる。話題の内田は家長がかなり押さえてて、逆に抜いていったりしてたんやけど、1,2本ええ上がりからクロスっちゅうのんがあった。確かにええ選手やけど、使われるタイプやね。ディフェンスには家長同様課題があるけど、家長より守備範囲は広い感じ。家長は単独で突破できるけど、内田はそこまでのスキルを見せへんかった。いずれにせよ、敵ながらなかなかの選手やとは思ったけどね、まだマスコミは過大評価してるとは思う。

とにかく、この鹿島の時間に危ないのが2本あった。これを藤ヶ谷が止めたのが今日の勝因やろう。特にアレックス・ミネイロのはスーパーもええとこやったな。後半はセットプレーと深井のダイブだけが怖かった感じ。

今日の攻撃陣は、遠藤がらしくないプレーが多く、シジが前半は非常に不安定、前田も巧く絡めず、家長の突破はあるものの、マグノやフェルに良い形でボールがわたらへんという状態。鹿島は最後の所で強いからなあ。これはリーグ戦では久々のスコアレスドローかと思ったところで、二川がやってくれましたわ。もう、あのボールの軌道見ただけでもご飯3杯行けそうやった。フェルが切り返した所を増田が残った足で引っかけてPKゲット。これを遠藤が当然のように決めて1-0。1-0の勝ちってガンバらしくないんやけど、こういう戦い方もできるっちゅうことを見せられた。

結局、最後まで崩しきれへんかったんで、そのあたりは今後考えていかんとあかんやろうね。一回、フェルが二川とのパス交換で抜け出したのが最大のチャンスやったかな。まあ、鹿島は強いんやけど、アウェイでも勝てるようにせなあかんね。