ACL:ガンバ大阪対大連実徳

真に貴重なゲームで3-0と完勝!これで予選リーグ突破に少し近づいた。

会社を終わって速攻で帰って着替えていつものようにチャリで万博に着いたのが試合の10分前。ダナン戦より観客は多かったけど、5555人と少なめ。今日見に行った人は得した気分やろ。


噂通り大連はデカいし、早い。身体能力はメッチャ高そう。しかもそれが引きこもってるもんやから、前半はなかなかチャンスが作れん。一応4-4-2なんやけど、割と左サイドバックが上がった形で、2、3回上がってきた。でも全体的にはガンバのペースで、家長のサイドから何度か崩して、マグノの惜しいシュートとかはあったけど、いつものような変幻自在なサッカーはできひんかった。でも、怖かった大連のカウンターは流石にモロバレなんで、割と高い位置で止められた。一本、前半終了直前に食らったCKからのカウンター(これ、ようやられるよなあ)だけが危険やったね。

後半は前田に替えて二川。前田は前線の2人と全くあってへんかったので、この交代は良かった。早速ボールの回りがようなって、右サイドの加地(息子さん誕生おめでとう)が引っかけられてPKゲット。これを遠藤が確実に決めてどうしても欲しかった先取点が取れた。これで大連が前に出てきた。しかも中央を絞ってサイドを空けて出たもんやから、家長サイドは使い放題。二川からマグノへスルーが出て2点目、3点目はがら空きのサイドをマグノが持ち込んで決めた。

実際、もっと決められるチャンスはあったんやけどね、相手GKなかなか巧かったし、マジメにDFも戻ってきてたので決められんかったが、アウェイで4点差付けられるとは思えんから、まあ良しとするわ。

しかし、中国のチームというか選手はマジメやねえ。マジメに基本通りやるから、おそらくDFにはやることバレバレやったと思う。キック一つとっても、体の向いた方向にしか蹴られへんし、蹴るリズムも常に一定。ちゃんとパス&ゴーもやってるけど、当たり前の予測できる位置にしか動かへんし、出すタイミングも同じで非常にわかりやすい。もちろん、身体能力が高いので、それで勝ててるんやと思うけど、前回のアジアカップで日本にとっては中国か非常に楽やったやんか、あれと同じ感じでガンバも楽やったと思う。あれで変化が付けられるようになったら怖いけど、まだ少なくとも2段階あるんで(一つ目は個人の変化、二つ目はグループ戦術の変化)、大丈夫やと思う。

しかし、今日はガンバがボールをキープしてパスが20本くらい繋がった時があったんやけど、ホンマにワクワクした。グラウンダー、浮き球、くさび、バックパス、ワンフェイント入れてのサイド展開、ヘディング、ワンツー、自由自在にボールが回った感じがする。あれでゴールまで決めたらバルサやったんやけどね*1

これで一つの山は越えたけど、まだアウェイが残ってるし、何よりホームでの全北に勝たんとあかん。まだまだ道は遠いけど、一つ一つ勝っていくしかないな。

*1:やられたのがりばぽなんであまり思い出したくはないが