高円宮杯第18回全日本ユース(U-15)

ガンバジュニアユースが決勝へ進出。この大会、6試合全勝・得点30・失点8と、いかにもガンバっぽい戦い。1試合を除いて毎試合失点してるしな。このチーム、2年生が主力の攻撃陣がものすごい。個々人のスキルは高いし、戦術眼もあるし、体格もいい。今後、年代別日本代表に入ってきそうな選手が多い。3年生主体のDFは確実なクリアより繋ぐことを目的としてるので、きついプレッシャーをかけられるとミスすることもあるけど、この年代なんで問題ないやろう。むしろ、そういう方向で育ててるっちゅうことやね。とにかくボールを保持できる、パスを正確に繋げる、mわりをちゃんと見れる、アイデアで勝負できる、当たりの激しさより、読みでインターセプトする、そういう方向。

正直な話、育成から考えると勝ちにこだわる必要はないんやけど、やりたいサッカーで勝つということを目指して、それで勝ってきてるんやから、優勝して欲しい。相手は予選リーグでも当たったFC東京むさし。予選リーグでは6-3で勝ってるけど、シュート数で上回られたり、リードされる場面があったりしたことから考えると、絶対に簡単な相手ではないわな。それでも、そんな相手でもガンバサッカーを貫いて勝ってほしい。

決勝は29日の11時半から国立である。天皇杯が国立であったら、最高やったんやけどなあ。おそらく大勢いるやろう、浦和サポや鹿島サポが、ビックリしてワクワクしてほんでクスッと笑ってしまって、最後には10年後が心配になるような、いつもの楽しくて破壊力抜群でちょっとお間抜けな、トップチームそっくりのサッカーをして欲しいな。

ガンバレ、若脚の選手達!