ナビスコ杯準々決勝:浦和レッドダイヤモンズ対ガンバ大阪

やっぱり夏なのに秋祭やったんかな。今日、帰ってきてから見直したんやけど、秋のデビューはほぼ満点。ユースの時のプレーが出てた。こんなに早く機能するようになるとは思ってへんかったので、嬉しい誤算。これで来週もたぶん使って貰えるやろう。守備などに課題は多いのは確かやけど、ボールを持った時のスキルやフリーランニングはやっぱりただ者やないと思わせる物があったわ。これからも精進して欲しいな。

さて、試合の方やねんけど、流石にあれだけメンバーが落ちるときつい。しかも実質ワントップの5バック。フタ、秋、マグノにボールが入った時だけスイッチが入る攻撃では、メンバーが落ちてるとはいえ、浦和の攻略は難しい。実は浦和も堤がデビューやったんやけど、かなり落ち着いてて、なかなかええ選手やと思ったわ。

あの失点はしゃあないにしても、その後もポンテにボールがわたるたびにピンチになる。特に後半は酷くて、長谷部に決められたように見えた時は「取られるべくして取られた」と思った。あれがファウルになったんは助かったよなあ。動きの悪かった寺田に入って中山投入。ここで、同点ゴールの伏線となるシーンが出た。左サイドの入江のクロスに中山がニアに飛び込んだ。クリアはされたんやけど、あのニアへの飛び込みは昨日のガンバにはあらへんかったからね。同点ゴールのシーン、ニアで中山が引きつけた裏のスペースで山口が競り勝ったんやから、いかにこういう動きが大事かがわかるシーンやった。特に昨日の浦和DF陣には高さがあまりなかったんで効果的やったよな。

まあ1-1という結果にはほぼ満足。ただ、今シーズンの浦和はアウェイが異様に強いからね。絶対に勝つという気持ちで行かんとあかんと思う。例え、マグノが出られへんことになろうとも、突破できる力はあるはずやねんからな。