toto売場で
今日、仕事が終わってから高槻駅に行って、明日からの旅行の切符を買ってきたんやわ。んで、そのついでにtotoも買いに言ったんやな。わしの2人前のおっさん、シングルばかりを25枚以上買うもんやから、時間がかかってしゃあなかったわ。うしろにいたじいちゃん、怒っとったわなあ。マルチを使われへんで、25000円分マークするのはかなりしんどいと思うわ。
で、そんな話を帰ってからしてたんやけど、おかんが言うにはもっと困ったおっさんがおったらしい。まだtotoが始まって間なしの頃の話やねんけどな。うちの近くに信用金庫があって、そこでtotoを売ってるんやわ。ほんでおかんはわしに頼まれて買いに行ったわけや。
おかんの前におっさんがおったんやけど、よう見てみたら出前を結構取ってる中華料理屋のおっさんやった。そのおっさん、どないしたかっちゅうと財布からおもむろに1万円札を取り出してこう言ったらしい。
おっさん「これで千円分toto頂戴」 銀行員A「え?」 おっさん「だからこれで千円分totoくれや」 銀行員A「お客様、カードは?」 おっさん「カードってなんや」 銀行員A「このカードに書いてくれませんと・・・・」 おっさん「書くって名前書いたらええんか」 銀行員A「いや、名前じゃなくて、好きな方に印を入れていただければ」 おっさん「ほうか、これに好きなん入れたらええねんな」 銀行員A「ええ、そうです」 おっさん「うーん、難しいなあ。兄ちゃん、アンタどれがええと思う?」 銀行員A「いや、私に言われましても。」 おっさん「やっぱり難しいわ、アンタこれ好きなん書いてや」 銀行員A「そ、それはちょっとできないことになってるんです」
ここで異変に気付いた銀行員Aの上役がおっさんを別の場所に連れていって、詳しく説明してたそうや。それでもおっさん、なかなか理解できんと「なんやわし、サッカーくじっちゅうから宝くじと一緒で金出したら券くれると思っとったのに」って言うてたらしい(笑)。
この話を聞いて、昔の競馬ブームを思い出したわ。そう、あの「おばちゃん、武豊1枚頂戴」っちゅうのんをな。