学会発表

ここでも何回か書いたと思うんやけど、わしが参加する学会は今年の秋は北海道でやるんやわ。北海道でやるのは、たしかわしが入社してから初めてやったと思うわ。前にあったときは今は管理職をしてるような人がすすきので無茶やったらしい(^^;。ま、わしの場合はすすきのがメインの目的とちゃうから別にええねんけど、それでもそんな話を聞いたら何がなんでも行きたいと思うやんか。

そやけど、経費節減の折りや、昔と違うて発表者やないと北海道までは行かしてくれへんのやわ。だからどないしても発表せなあかん。ちゅうわけでこの1週間ばかりネタがあらへんかと探してたんやわ。んで、昨日の時点ではやっぱりネタがあらへん。実際には1つ2つはあるねんけど、いろんな事情で発表できひんようなネタやからなあ。ちょっと途方に暮れてたんやわ。予稿の締め切りは昨日の晩。これは管理職チェックやから、実際には月曜の夜の宅急便に間に合えばええねんけど、さすがにネタがないのはどないもならんもん。

ところが今日、手術のため10日程休んでいた後輩が復帰したから、聞いてみたところ、ネタを持ってたんやな。早速上司と相談したところ、GOサインが出たわけや。ただし、夕方までに管理職チェックを受けるっちゅう条件付きやけどな。この時点で既に4時や。もうホンマに時間があらへん。そやけど・・・・わしは書いたで〜、そらいつもの集中力の10倍くらいやったわ。

一行書いてはうまのため〜

二行書いてはうにのため〜

っちゅう感じでな(笑)。どうにかこうにか一時間で作り上げて管理職のところへ持っていった。まあ、大筋ではOK。後は細かいところを直すだけや。これで会社経費で北海道に行ける、そのあとも有給を何日かかまし、いろいろと見て回ったろって思ったわ。そやからあちこち朱線が入ってても全然気にならへんかったんやわ。


わし「ほんじゃ、これから直しますわ。最終チェックはそうですね、無理して8時頃までには」

上司「あ、そうそうもう一つ直して貰うところがあるんやけど」

わし「はい、どこですか?今のうちになんでも言っておいて下さい。めんどくさいんで。」

上司「えーと共同研究者の順番を変えてもらわないとあかんのや。」

わし「はいはい、誰を入れ替えます?順番を言って下さい。」

上司「まず最初はK君(後輩)な。」

わし「へ?」

上司「ああ、今度はK君に発表してもらおうと思うねん。」

この瞬間、わしの会社経費での北海道行きが消滅したわ(泣)。そのあと、やる気をなくしたわしが最終チェック原稿を提出するのが大幅に遅れたことはいうまでもないわ。