EURO2000総括
EURO2000はフランスの大逆転優勝で終わったなあ。まあ、詳しいレポートは明日にでも書こうかと思っとるんやけど、ほんま朝っぱらからめっちゃ興奮したわ。で、今日はこのEURO2000の総括をわしなりにやってみたいと思うわ。
今大会で一番感じたのは昔への復古やね。代表的なんがイタリアとポルトガル。この2チームが好成績を挙げたっちゅうのが最も印象的やった。ポルトガルは個人技術を中心としたパスワークとドリブルで、イタリアは頑固な守備的戦術で勝ち上がったもんな。
守備的なチームは他にもあって、例えばノルウェーなんかもそうやねんけど、イタリアとの一番の違いはイタリアは個人ベースの読みや技術を全面に出しての守備やったんに対して、ノルウェーは体格で守るっちゅう感じかな。一時期ノルウェーはヨーロッパではほぼ無敵状態やってんけど、ちょっとこれからは厳しくなりそうな気がするわ。
一時期サッカーの世界は戦術がメインに来すぎてしまってたんやけど、ここに来てやっぱり個人の力がいかに重要かということが改めてわかったように思う。結局いつも戦術→個人→戦術→個人というループを繰り返すんやろうなあ。この流れはたぶん2002でも同じになると思う。
まあ、四の五の理屈を書いたんやけども、一番の結論はやっぱりサッカーはおもろいっちゅうことかな。夜中に何遍叫んだかわからへんわ(^^;。
最後にわしが選んだEURO2000のベストイレブンを3−4−3で考えてみたわ。
GK トルド(イタリア)
DF カンナバーロ、ネスタ(イタリア)、ブラン(フランス)
MF ジダン、ヴィエイラ(フランス)、フィーゴ(ポルトガル)、ダビッツ(オランダ)
FW アンリ(フランス)、クライファート(オランダ)、ヌノ・ゴメス(ポルトガル)