2006への道

いよいよ明日、2006年のW杯開催場所が決まる。4年前は異様な盛り上がりを見せていたんやけど、今回はマスコミもほとんど取り上げてへんなあ(^^;。直接日本とは関係ないからやけど、あまりの落差になんじゃそりゃと思ってまうわ。オリンピックの開催場所決定にはあれだけ騒ぐのになあ。

さて、今回立候補してたんは、ブラジル、モロッコ南アフリカ、ドイツ、イングランドの5ヶ国やった。ついこの前、ブラジルが辞退して4ヶ国の争いになったんやわ。今回、最も有力と見られてるのが南アフリカでその次がドイツ。モロッコイングランドは事実上リタイヤに近いやろう。ブラジルはFIFAのレポートでいい点が付かへんかったということもあって、辞退したんやけど、この辞退を利用して2010年の開催を持ってこようとする腹づもりらしいわ(笑)。南アフリカを応援すると公言して2010年の投票の時にアフリカ勢から票を貰おうとする魂胆やね。アフリカ勢からしたら2002年はアジアで行ったんやから2006年はアフリカでもってなるのは当然やしね。

実際、日本と韓国の共催が決まった2002年もFIFA内の権力争いの結果で生まれたもんやからなあ。元々2002年にアジアでW杯というのは前FIFA会長のアベランジェ氏が会長選挙に当選するためにアジアの票を期待して公約にあげたものやしね。ただ、日本とアベランジェ氏があまりに密接な関係になってもうたんで、韓国とUEFAが手を組んだっちゅうわけ。それでどっちも引かれへんようになってもうて、共催っちゅう形になってんな。

ま、そういうことに関係なく、立候補してる国の国民は「是非とも我が国へ」と思ってるやろうなあ。丁度4年前はわしもいろんな事に手がつかへんで、情報集めるためにネット上をさまよっていたように覚えとるわ(^^;。共催と決まったときにはガックリきたのは確かやけど、全くないよりマシやとすぐに切り替えたなあ。

明日、2006年のW杯開催権を獲得した国は2006年のW杯出場権も当然1番乗りで獲得できる。今晩は寝られへん人が世界中で多いんとちゃうやろうか。

#もし、南アフリカに決まったら・・・・2006年までトルシエ監督っちゅうのはメリットが大きいかもしれん(爆)。気が早いんやけど、4年なんてあっという間やもんな。