サル

昨日、スカパーのチャンネルをカチャカチャ変えてたら、サルの試合をやってたんや。サル・・・正式名称はフットサル。わしらは通常サルと呼んでる。ハンドボールのゴールを使って体育館で行うミニサッカーのようなもの。5対5でオフサイドはなし、交代はプレーが止まれば自由。ボールは少し小さいサイズのものを使っとる。要するに少ない人数でもサッカーを楽しめる競技なわけや。

で、やってた試合はフットサルの世界選手権決勝。ブラジル対スペインやった。ブラジルはほぼ無敵のチームで世界選手権を連覇してるチーム。スペインは強豪やねんけど、ブラジルにはまだ一回しか勝ってなく、前回も地元の世界選手権で決勝でブラジルに負けたチームなんやわ。

いやあ、しかしメチャクチャおもろいゲームやった。5対5で狭いスペースでやるもんやから、当然個人技が必要や。もちろん、ブラジルは個人技に関しては世界一やから、圧倒的に攻めるんやけど、スペインが粘り強く守備をして、自由にさせへん。このあたりがメッチャおもろかった。

しかし、ブラジルの選手の技術はほとんど曲芸っちゅうか、わしにしてみりゃ魔術みたいなもんやね。サルの特徴は足の裏を使うのが一番の特徴やねんけど、これの使い方が異様にうまい。足の裏と踵の使い方がやっぱり他の国と違うな。

解説者によると、ブラジルではサッカー人口よりサル人口の方が盛んらしくて、サルからサッカーへ、逆にサッカーからサルへという人も多いそうや。このあたりがブラジルの個人技のベースになっとるんやろうなあ。

あ、そうそう。試合はスペインがブラジルを下して初優勝を遂げたわ。実はこれが一番おもしろかったりしてな(^^;。