作業着
昨日は1/21付けで岐阜に転勤する後輩の送別会やったんやわ。この後輩、転宅休暇も取るんで会社に来るのは昨日が最後やった。いつもはラフな格好をしとるんやけど、珍しくスーツを着てきよったんやわ。休憩の時にそこから作業着の話になったんやわ。
うちの部署っちゅうか地域では基本的に服装は自由やねんな。まああまり変な格好をせえへん限り、何も言われへんのや。わしは作業着が好きで会社ではそれを着とるんやけど、スーツな人もおればラフな格好の人もおるっちゅう感じやな。
ところが、別の事業所なんかでは全く違うらしい。出勤は必ずスーツを着ないとあかんところや、わしらと同じように何もないところがあるんやわ。わしは他の事業所はほとんど行ったことがあらへんので、知らへんかったんやわ。新入社員の時に行った、TVを生産してる事業部はみんなメッチャラフな格好で来てたから、そんなもんやと思ってたんやわ。
後輩によると、今度行く岐阜は基本的にはうるさくないんやけど、何故か作業着のまま出退社する人がやたらと多いらしい。わしは作業着は好きやけど、それはいややなと話していたところに、わしの同期がやってきた。
わし「おい、お前洲本によう行くんやろ。洲本も作業着で出退社するんか」 同期「おお、そやそや。みんなそうやで」 後輩「洲本って昔は厳しかったんですよね。靴下は白やないとあかんとか」 わし「ホンマか、それ。中学生みたいやんけ」 同期「そやで。今は緩くなったけど、昔はそうやった」 わし「ちゅうことは当然、茶髪も禁止やろな」 同期「ちゃうちゃう、みんなまっ茶やで」 わし「なんで禁止せえへんのや。お前行って禁止してこい」 同期「そんなん言うこと聞くかいや。それより俺は髪の毛欲しいわい」 後輩「朝のバス停に作業着の集団がいるというのはホンマですか」 同期「朝だけやないで。ジャスコなんかでもいっぱい見るで」 わし「じゃあ、そのまま飲みに行ったり、パチンコに行ったりするんか」 同期「そうやで。そのままや」 後輩「群馬なんかもそうみたいですよ。昔こっちにいたTさんが言ってましたわ」 同期「だいたいやな、洲本には更衣室あらへんもん」 わし「ホンマか?それ」 同期「ホンマホンマ。俺らが出張にいくやろ。泊まりの場合はホテルに泊まるやんか」 わし「うんうん」 同期「俺らホテルで作業着に着替えていくねん」 後輩「マジっすか、それ」 同期「そうや。ほんで仕事してそのまま作業着でホテルに帰るんや」 わし「ひょっとして徳島もそうなんか」 同期「そやで、しかもあっちはもっと髪の毛まっ茶やで」[]
事業部って結構田舎にあるところが多いから近くに住んでる人は関係者ばっかりっちゅうのんもわかるんやけど、作業着で出退社するっちゅうのはもうも気持ち悪いわ。ずっと作業着着てたらオンとオフの区別がつかへんやん。わしは作業着に着替えることで仕事モードに気持ちを切り替えるんやけど、こういう所にいったらそれができひんようになるわなあ。
そやけど、作業着で飲みに行くのはいくらなんでも理解しがたいわ。飲み屋に行って会社を知られるっちゅうのはわしにとってはメッチャ嫌なことやねんけどなあ。まあ場所によってはツケが利くらしいけど、そんなんいらんわなあ。