スペイン戦

例によって4時半に起きて見たスペイン戦。国歌が流れへんかったりしてちょっと不穏な空気が漂ってたわなあ。結果はロスタイムに点を取られて0−1で負け。うーん、引き分けておきたかったというのが素直な感想やね。

まあ、今回の試合のテーマとしては、まず第一にチームに自信を復活させることやったと思うんで、その意味では良かったと言えるわ。もともと今回に関しては守備的に行くと明言してたから、ああいう戦いになるとは思ってたけどな。

守備的というてもベタ引きやなくて、ある程度ラインを高く保つことで守備的に戦うというパターン。これにメドがついたのは収穫やね。ただ、これだけやったら当然攻撃は無理やからな。それをどうするかという課題は当然あるわな。

トルシエ監督が何度も言うてるように日本には引き分けという文化はない。まず第一にアウェイの文化がないもんな。これはアジア全体に言えることやけど。ホームでもアウェイでもとにかく勝ちにいくもんな。アウェイの場合は勝てるかもしれへんけど、負けるリスクがあるから徹底して引き分け狙いというのはやっぱりこれからの戦いでは身につけへんとあかんことやと思う。

ただ、こういう戦いは総じて不評。ネット上の意見を見ても残り15分で勝ちにいけとかそういう意見も目立つ。確かに見てても攻撃的に行った方がおもろいし、そういう意見もわからんではない。ただ、引き分けという目標を徹底して行うこともやっぱり必要やねんわ。なんかの拍子に点が入ったらラッキーという試合やな。つまらんかもしれんけど、強豪国は必ずこれができる。あ、オランダはちゃうかもしれんな(笑)。

まあ、それにしてもフランス戦の0−5を少しは払拭できたんとちゃうかな。丁度ポルトガルもフランスに0−4で負けたことやしな(^^;。