試験

前にも書いたことがあると思うんやけど、うちの会社では希望したらTOEICの試験が受けられるんやな。で、その成績によって海外勤務できるとか、国際学会に発表ができるとか、そういうのが決まってくるんやわ。わしは海外勤務する気はもうとうあらへんで、国際学会に発表さえできたらええんで、そのレベルになるまでは試験をずっと受けてたわけやな。

ところが、去年の不祥事で社長が交代してからわしにしたらとんでもないことになったんやな。この社長がとにかく英語が好きな人でな、「研究者はTOEICで最低650点を取れ」とか言うんやわ。650点なんか現状のわしには到底無理(爆)。まあ、こう言い出すことは簡単に想像はついてんけどな。なんでかっちゅうと、社長は元はといえば、研究本部長やもん。上に書いたような制度を作ったのが他ならぬ社長自身やったからな。

でや、今年も試験希望者募集の季節になったんやわ。わしは腹が立つんで当然拒否。そやけど、締め付けが厳しいらしく、何度も何度も受けろと言ってくるねんな。わしとしては、この秋に国際会議の発表を控えてる(まだ受理されてへんけど)関係上、試験を受けるわけにはいかん。受けたら成績が落ちるのは火を見るより明らかや(笑)。そのことを力説してるんやけど、聞く耳を持たへんのや。で、考えついた窮余の策が・・・・


「外部で受けます。ここで受けたらスピーカーが悪いから音が聞こえにくいんで。わし、耳悪いからヒアリング辛いんですわ」

これでまあ、試験を受けるのは許してもらえたわ。当然外部でも受けるつもりなんかあらへんけどな(笑)。ただ、会社のスピーカーが聞こえにくいのはホンマや。その上、試験会場が大抵悪いんで、結構外の騒音が聞こえるんやわ。だから集中できひんのも事実なんやわ。そやから、万が一受けるにしてもたぶん外部で受けるやろう。多少金はかかるんやけどな。そういう話を先輩にしたら一言。


「俺も外部に受けにいったけど、あれはあれで集中力なくなるで。TOEICなんか若い女の子が多くて、ミニスカートだらけやからなあ。」

やっぱり受けようかなぁ・・・(ぉ