なごむ〜

昨日は結局スカパーでアーセナル戦を観戦。その実況と解説が、なんと解説・岡野俊一郎（日本サッカー協会会長）、実況・金子勝彦という、昔からサッカーを見てる人間に取っては懐かしくて涙がちょちょぎれそうなコンビやった。そう、このコンビこそ、日本に海外サッカーを伝えたコンビやねんな。

わしがサッカーを始めたのが小学校５年生。ある土曜日になにげなしにサンＴＶ（関西のＵＨＦ局）にあわせてたら、サッカーをやってた。そこにでてくるサッカーはもう別世界。いっぺんでわしは魅せられてしまったんやわ。その番組はイングランドリーグやブンデスリーグを中心に毎週土曜の６時から行われてたわ。まあ、普通の土曜日は学校でサッカーをやって、帰ってきてからそれを見るっちゅう感じやった。もちろん、サッカーをやってないときは競馬中継の後、チャンネルをそのままにして見とってんけどな(笑)。

さて、久々の岡野・金子コンビ。金子アナはまだ現役で実況やってはるから心配してへんかったんやけど、岡野会長はなんせ、激務。とても今のプレミア事情やとか、そんなんに詳しいとは思えへんかった。ところが・・・・。

確かにこのコンビやったら、フォーメーションがどうとか、そういう話はちょっときつい。でもなあ、なんちゅうの、しっくりくるねんなあ。完璧になごむ。実況の金子アナも普段のプレミアではちょっときついなあと思うところがあるし、実際今は倉敷アナというスーパーなアナウンサーがおって、実況技術からすると数段見劣りするんやけど、このコンビでは不思議とそういう感じがあらへん。少なくとも叫んでるだけの実況や、文句をつけてるだけの解説と比べたらサッカーを楽しむことができるわ。

単なるオールドファンのノスタルジーかもしれへんけど、わしはホンマになごんだわ。また機会があったらやって欲しいなあ。