Asian Standard

今日から1週間、昼飯はインド東南アジアフェア。っちゅうわけでこのタイトル・・・・やないんやけどな(笑)。

ネタ元はW杯プレーオフアイルランド対イラン戦。アイルランド一押しのわしとしては絶対に見逃せへん試合や。相手がイランっちゅうのも興味深い。アジアの中では身体能力が高く、おなじみのダエイやバゲリあたりはヨーロッパでも通用するような選手。日本との比較の意味でも面白いと思ってた。もちろん、アイルランドが勝つことを期待してたんやけどな。

眠い目をこすりながらキックオフを待ったよ、わしは。で、いよいよ試合開始。さあどんなサッカーを見せてくれるんやと思ってたら・・・。はい、やっぱりやってました。さすがイラン。4年前のジョホールバルを思い出したわ。

GK寝転がって起きあがらへん(笑)

そや、あの時もイライラしたんや。不利と悟ったら、なりふり構わずやる。うん、これや、これでこそイラン。で、案の定アイルランドはメッチャイライラしとる。観客も大ブーイング。それにも全くめげんと、GK転がりまくりで起きてこうへん(笑)。確かにアイルランドのクインはでかい。メッチャでかい。アイルランドの戦法は基本的にこのクインの高さを活かすようにゴール前にボールがあがるから、自然と接触プレーが多くなる。でも、お前転がりすぎや。

ほんで1点取られるまではこうやって転がって時間稼ぎや。点を取られてからは比較的キッチリやってた。キッチリやったら得点するチャンスも結構出てきたんやけどなあ。まともにやればちゃんと戦えるのにと思ったわ。時間稼ぎはラテンの国もするんやけど、へたくそにしらじらしくできるのがイランのええところや。

今回のW杯予選に関しては、ヨーロッパと南米はほとんど見たんやけど、アジアの試合はほとんど見られへんかった。これも放映権持ってるTV朝日が放送せえへんかったためや。そのうえ、それに便乗してBSの放映権を持ってるNHKもほとんどやらへんかった(お前ら放映権をスカパーに売れよな)。だからこういう汚い戦い方を見るのは久しぶりやねんな。まあ、汚いといってええかは微妙なところで、アジア、特に西アジアにこういうの多いし。実際、今回の予選でもバーレーン対イランやったかな、イランが勝てば出場が決定した試合で、リードしたバーレーンの露骨な時間稼ぎに参ったもんな。4年前もUAEの時間稼ぎにイライラしたしなあ。

若年層の大会における年齢詐称もアジアが最も多い(というか、生年月日を把握してる人が少ないという事情も多少はある)し、こういう時間稼ぎの露骨さといい、これこそがええ意味でも悪い意味でもアジアやねんなあと思ったわ。こういう中で戦っていくのもやっぱり大事やっちゅうことやね。

さて、肝心の試合は2-0でアイルランドの勝ち。15日のイランホームでの試合がどうなるか楽しみやね。なんせ、男だらけ10万人観衆(笑)の前での試合やからな。今度はGKも寝転がってる暇ないやろ。これで拡声器+コーランの最終兵器が発動したら、ちょっと怖い(^^;。ただ、イランは拡声器攻撃せえへんかったはずやからなあ。生中継がないのは納得行かへんけど、どうやら録画でやるみたいなんでそれを楽しみにせなしゃあないな。