佳境

W杯予選もいよいよ最終局面になったな。今日っちゅうか、明日はヨーロッパでプレーオフ、南米で最終節が行われる。現在25ヶ国が決定しとるんで、あと残りは7各国。そのうち、6ヶ国が決まることになるわけやな。最後の1ヶ国は南米5位とオーストラリアでこれはもうちょっと後になる。ちゅうわけで、明日の予想をちょっとやってみることにしたわ。

まずヨーロッパから。チェコ対ベルギーは初戦が1-0でベルギー。この1-0というのが微妙やねえ。ホームが強いチェコが有利に思えるんやけど、先にベルギーに1点でも取られてしまうとチェコにとって非常にまずくなるんやわ。なんせ2試合合計で同点の場合はアウェイゴールを2倍と計算するというルールがあるからな。ベルギーが1点取ると、チェコは3点とらないとダメになる。ということはチェコは2点のリードでは安心できひんっちゅうことやね。3点差を付ける形で試合を進めないと苦しい。従ってベルギーが有利と見る。来て欲しいのはチェコの方やねんけどね。

次がドイツ対ウクライナ。初戦は1-1のドローやった。これはドイツが有利。ただ、どういうゲームプランをドイツが選択するかでかなり違ってくるんやわ。ドイツとしては0-0の引き分けでええっちゅうことで、最初から引いてしまうと危ない。かと言って、無理に攻めて点を取りに行くとウクライナ得意のカウンターが怖い。監督にとっては頭を悩ませるところやなあ。わしやったら・・・最初の20分で攻めて後は守る。これで点を取れればよし、取れなければ守ってカウンター狙い。ウクライナは行くしかあらへんからな。もちろん、一番怖いシェフチェンコは常に密着マークかな。やっぱり最終的にはドイツが来そうな気がするわ。

トルコ対オーストリアは初戦が1-0でトルコ。アウェイでの勝利やったんで、トルコが圧倒的に有利や。ホームでの強さにも定評があるんで、浮き足立たない限り、これはトルコやろうな。

ルーマニアスロベニアは初戦が2-1でスロベニア。これはチェコ対ベルギーと逆の理由でルーマニア有利かな。スロベニアとしてはなんとか引き分けに持ち込むことを狙うと思う。ただ、メンバーはルーマニアの方が上。あっさりルーマニアが2-0位で勝ちそうやね。

ほんでイラン対アイルランドは初戦が2-0でアイルランド。いくら10万人男だらけの観衆とはいえ、イランが3点差を付けて勝つことは難しいな。これはあっさりアイルランドやろうな。というか、そうなってくれんと困る(笑)。イランは嫌いやないんやけど、今回は我慢してくれ。

さて、南米や。現在の勝ち点と順位はブラジルが27で4位、ウルグアイが26で5位、コロンビアが24で6位になっとる。4位やったら出場決定で5位はオーストラリアとのプレーオフになる。ほんで気になる相手やねんけど、ブラジルがホームでベネズエラと、ウルグアイがホームでアルゼンチン、コロンビアがアウェイでパラグアイとなる。

まあ、ブラジルが有利やと思う。ウルグアイはホームとはいえ、アルゼンチンに勝つのは難しいやろう。ということで勝ち点1を加えて27になると見る。コロンビアはアウェイできつい。でもパラグアイの精神的支柱でもあるチラベルが出場停止なんでチャンスはある。でも勝っても勝ち点27がやっとこせ。得失点差が現在+1しかあらへんので、ちょっと届きそうもないな。

ただ・・・一つだけ気になることがある。それはブラジルの相手ベネズエラが確変中っちゅうことやね。なんせ4連勝中やから。もしかするってこともあるかもしれへんね。それでもブラジルはプレーオフには行けるやろな。ブラジル対オーストラリアのプレーオフっちゅうのんも見たい気はあるんで、ベネズエラ頑張ってくれへんかなあ(^^;。