ある意味シルクの代表馬やったシルクブライアンがついに引退することになったわ。

この馬は初めて北海道に馬を見に行った時(1997年5月)に買うことを決心した馬やった。牧場で見た後、速攻でシルクの事務所に会員証を出したのをよう覚えてるわ。それから1年後、わしにとっては初勝利となったのがこの馬やった。あの時の絶叫は自分でも凄かったと思う。なんせ新馬勝ち、しかもデビュー勝ち。一口始めて良かったと心底思ったもんな。

良かったのはここまでで、それからは地獄の日々。2回の屈腱炎と結膜炎。元々体質が弱いんで、とにかく不安でしゃあない。ようやく復帰したのが去年の11月でデビューしてから丸3年以上たってたもんなあ。復帰戦を予想外の8着で、行けるかもと思ったけど、やっぱり体質が弱くてまともに追えない。そやから、体重も減らない。あと2回走ったけどええとこなしやった。

今年になってからはじじいにも関わらずソエが出た(^^;。ソエは口実でこれはやばいなと思ったら今度は転倒して腰を痛める始末や。さすがに潮時やったわな。シルクとしてもこの馬に関してはなんとか復帰して成績をあげさせたいという考えはあったと思うんやけど、無理やったっちゅうことや。

まあ、この馬のおかげ(この馬だけではないけど)で引っ張り馬というジャンルもできたし(^^;、わしとしてはいい目も悪い目にもあったから、勉強になったと思っておこう。いろいろと腹の立つこともあったんやけどな。もっと早くに見極めて欲しかったというのも事実やし。ただ、ええ雰囲気になったところでトラブルのあったついていない馬やったのは事実かな。これからの余生は気になるけど、たぶん地方にも行かれへんやろうなあ。

しっかし・・・ホンマに長い間牧場におったよなあ。預託料がどれだけ返ってくるんか楽しみやわ(^^;。