ロシア人との対決

昨日は練習試合があったんやわ。相手はもう何年もずっと練習試合をしてる、外人主体のチーム。このチーム、昔からいる人もおるんやけど、結構入れ替わりが激しくて、ちょっと見いひん間に新しい人が入ってくるんやわ。昨日初めて見たのが背の高い黒人。名前がわからんので、わしらは「ムルアカ君」と呼んでたわ(笑)。

さて、このチーム。昔はカメルーン人がエースやったんやけど、何年か前に帰国してしまって、それからは強力なFWがあまりおらへんかった。ところが去年にロシア人のPというのが入って、こいつが強烈に強い。とにかく体がでかくて、スピードがあって、若い。シュート力も強力。なかなか止められへんで、いつもこいつにやられてたわけや。ほんでこんどこそなんとかしてやりたいと思ってたんやな。

わし、最近はほとんどGKやってて、GKやらへんときはFWをやっとるんやけど、昨日はDFが足らへんかったんでDFに回ったんやわ。元々、中学・高校と本職はDFやったからそないに違和感はない。いっちょやったろうかと思って試合に臨んだんやわ。

Pとの対決は開始早々に来た。中盤からドリブルで進んでくるPに対してアタックにいくわし。Pはわしを舐めとるんかしらんけど、フェイントもかけずにスピードで抜きにかかった(実はこれが一番いややねんけどな)。わしは気合いをいれて体を寄せていき、Pのシュートするタイミングに合わせてショルダーチャージをかましつつ足を出したんやわ。Pのシュートは見事にわしの右足に当たって、コーナーキックになった。わしは内心、やったと思ってたんやけど、そこでPがわしの顔を見ながらこう言ったんやわ・・・・。


「F△CK!FU▼K!FUC☆!」
いや、まさかロシア人に「F△CK!」と言われるとは思わんかった。しかも3連発。よっぽど悔しかったんやろうなあ。そやから怒るよりも笑ってしまったわ。まあ、わしが止められたんは実際にはこの1本だけで、あとはチンチンにやられて1人で5点とられてしまったんやけどな。

しかし、外人ってホンマに負けず嫌い。自分らが負けてたら絶対にやめようとは言わんもんなあ。せっかく昨日は久しぶりに勝てそうやったのに、最後体力がなくなって負けてもうたわ。でもこういう絶対あきらめへんところは見習わなあかんなあ。