アジアカップ1次リーグ:日本代表対UAE代表

UAEにはかなり相性がええんで安心はしてたんやけど、前半で試合を決めたな。まあ後半にグダグダになってしまったけど、そこは反省材料としておいておけばよろし。

2トップになったことで、前でプレスがかかり易くなった。というか、巻のファーストプレスやね、これが効いていたのが前半。元々、中村俊にしても遠藤にしても、ワントップにするとどうしてもプレスが遅れてしまう。そこで巻が入ったことで、ファーストを巻に任せ、ある程度限定したところで、2人が行くという形になってやりやすかったと思う。それでも負けたら終わりのUAEがかなり最初はポゼッション高めてやってきたんやけどね。そこさえ乗り切れたら後は怖さも無かった。マタルは確かにええ選手やねんけど、ほぼ孤立してたからな。

今日のハイライトは高原の2点目。トラップしてからの早さはさすがやったよなあ。加地のクロスも、遠藤のスルーもよかったしな。3点めも遠藤がパス出すまでは非常に良い形やった。前半はもうちょっと点を取れたくらいの良さがあったと思う。

後半、相手が退場になってから、UAEの選手一人一人がかなりプレスをキッチリやるようになったのと、ワントップに替えたことでグダグダになった。やっぱりワントップはあかんように思うんやけどねえ。ワントップにすると、相手のサイドが開かへんもん。後半でもツートップでやってる時は、逆サイドに遠藤が走り込んだりしてたんやけど、ワントップにして、どうも中央に集まってしまう傾向が強くなってもうたな。それと失点のシーン。スピードに乗ったドリを止めるのは難しいので、スピードに乗る前に止めへんと。ところが、あの場面では攻守の切り替えが遅かった。ああいうのを中東のチームは狙ってくるんで、それに弱いところを見せてしまったのがなあ。

ま、これで次のベトナムに勝つか引き分けでほぼ1位通過。しっかりモノにせなあかんな。